祝 少年剣道教育奨励賞受賞

全日本剣道連盟より、少年剣道教育奨励賞受賞を
ゆめさき剣友会
日本製鉄広畑剣道教室

が受賞いたしました。少年剣道教育奨励賞受賞は、少年剣道の指導面で、草の根的に目立たぬ活動を続けて、剣道の底辺を支えておられる団体・組織等に対して、その労に報いるとともに、志気を鼓舞するために表彰するものです。この度のご受賞を心よりお祝い申し上げますと共に、謹んでお知らせ申し上げます。​

​

大会報告 第73回姫路市民大会（剣道の部）

日時 令和2年11月28日(土)

場所 ウインク武道館(兵庫県立武道館) 第一道場 

小学生の部

優勝 剣心会A　準優勝 朝日新聞剣道倶楽部A　第３位 姫路灘剣道場

中学生女子の部

優勝 灘中学校　準優勝 飾磨東中学校　第３位 広畑中学校

中学生男子の部

優勝 広畑中学校　準優勝 広嶺中学校　第３位 山陽中学校

​

ご昇段おめでとうございます

11月14日に名古屋市枇杷島スポーツセンターにて開催された審査会において

小国一郎先生が剣道七段に合格されました。

おめでとうございます。今後ともご指導よろしくお願いいたします。

​

称号「教士」合格おめでとうございます

11月24日に東京武道館にて開催された審査会において

道下祐一先生、増藤孝先生、河野光彦先生、豊川秀訓先生

​が剣道称号教士に合格されました。

おめでとうございます。今後ともご指導よろしくお願いいたします

故 田中隆太郎先生を偲んで　－　牧野圭輔副会長よりご寄稿

　今年は、「姫路剣道連盟」の組織の礎を築き長年に亘って牽引して来られた元理事長 大川 透先生を去る2月に、続けて去る10月には、前会長 田中 隆太郎先生を喪うという想像もできないことが起き、私にとって大恩人であるお二人を喪ったこと は、心の中にぽっかりと大きな穴が開いてしまったようで本当に残念で仕方がありま せん・・・。 

　そしてその中でも私にとって田中先生は、少年剣道時代から大変お世話になった恩師で、先生との出会いは、今から約50年前で、当時、先生は、私財を投じて姫路市岩端町に「鉄柱館」道場を開き、少年剣道を指導されていましたが、既に私の兄達が 道場へ稽古に通っていた後ろ姿を追い掛け、幼稚園児だった私が道場の見学に通って いた時までに遡ることになります。 

　また当時の「鉄柱館」道場の稽古の厳しさと先生の眼光の鋭さは、未だ語り草になる一方で気配りがあり優しい一面も持っておられ、先生のご指導の下で鍛え上げられた多くの先輩、同輩、後輩達が優秀な成績を残し、「鉄柱館」道場は、少年剣道界に一時代を築きました。 

　そしてこれまで少年剣道等を通じて先生が種を蒔かれ育った弟子達がその後、芽生え高校生、大学生と成長し、今や社会人となってそれぞれの分野で立派に活躍してい ます。 

　私は、先生から剣道を通じて教えて頂いたブレない「真っすぐ!!」な熱き思いと 「鉄柱」のような魂を信条とし、先生の遺志を受け継ぎやり残された「姫路剣道連盟」 の大改革に取り組むべく、福長会長・廣田理事長をはじめ役員の皆さん、そして全ての会員の皆さんと共に次の世代に「姫路剣道連盟」を引き継ぐ大仕事をやり遂げる決 意です。 

　田中 隆太郎先生、これからは、遠い空の上から私達を見守っていて下さい。  

故 大川透先生を偲んで　－　道下祐一先生よりご寄稿

　去る令和２年２月２日に大川先生がご逝去されて、１０ヶ月が経ちました。

　先生は、昭和４２年日本大学卒業後、県立播磨養護学校を経て、昭和４６年から平成１６年３月までの３３年間琴丘高校剣道部の指導をされました。琴丘高校剣道部が昭和４４年同好会から発足しており、大川先生赴任により部活動として本格的に始動しました。昭和５０年代には同校をインターハイ、近畿大会へ導くとともに先生ご自身も昭和５４年第１２回全国都道府県選抜剣道大会で兵庫県代表の一人として出場され、第３位に入賞されました。私が後年先生からこのときのことを承ると先生は「この大会においてチームに迷惑しかかけていない（ほぼ全敗だったようです）なので、早くチームが負けて欲しかった」と吐露されていました（当時の兵庫県チームの構成は、先鋒より辻、田中、大川、浜田、安部：敬称略）。

　昭和６３年、兵庫県で開催されたインターハイの競技委員長を務められ、また長年にわたり高等学校剣道専門部に携わり全国高等学校体育連盟剣道専門部の副部長や全日本学校剣道連盟理事として活躍されました。平成２７年には剣道有功賞を受賞され、剣道界に貢献されました。

　そんな偉大な先生ですが、茶目っ気があり、大会前日の生徒の部屋に深夜トランプをしにきたり、大の甘党で饅頭さえあれば機嫌も直ったり、子供のような面も多々見られました。私の高校時代は、ギリギリ県大会に行ける弱小チームで、西播大会で敗退し、県団体新人戦に出場できなくなった直後の修学旅行の引率が大川先生で、どうなるかな？と思っていましたが、一切愚痴無く修学旅行を終えた記憶があります（別の剣道部の先生によると相当私たちに気を遣われていたようです）。

　外から見ると常に大きな声で、指導、たまに傍若無人、唯我独尊のような先生でしたが、ごくたまに反省して優しくなる先生でした。

　「師弟同行」と言って、晩年まで八段受審を続けられ、稽古だけでなく背中で範を示しておられました。

　施設に入所後、一度もお見舞いに行かなかったことを後悔し、先生が頑張ってこられた姫路の剣道界に今後少しでも貢献できるように努めていきたいと思います。

​

第１４回姫路剣道連盟少年部練成会報告　－　宮地秀典少年剣道強化委員長より

活動再開後初の姫路剣道連盟少年部練成会を、令和2年11月8日（日）に姫路市立網干南公園ふれあいの館で行いました。

コロナ渦での錬成会にも関わらず、多数の方が参加され活気のある錬成会となりました。
素振り、基本稽古では大きな声で正しく、試合では積極的に思い切った技が沢山出ていて良かったと思います。また、地稽古では子供も大人も剣道ができる喜びを感じながら、稽古を楽しんでいたように見えました。錬成会を通じて、剣道の素晴らしさを再認識できた最高の１日となりました。
最後になりますが、コロナ渦でも剣道を続けてくれた子供たち、そして支えてくださった保護者様、熱心にご指導してくださっている先生方に心より深く感謝しております。
今後も引き続き、姫剣錬成会にご理解とご協力を宜しくお願い致します。

（参加団体：あぼし剣友会、日本製鉄広畑剣道教室、若葉会飾磨支部、姫路武道館、姫路灘剣道場、剣心会、ゆめさき剣友会、八幡剣友会、香寺剣友会、若葉会英賀保支部、朝日新聞剣道倶楽部）

​